第4回 お惣菜にひとくふう〜減塩のポイント〜(2021年7月号)

「もう一品おかずが欲しいな」そんな時に、お惣菜を利用することがあると思います。ただ、気をつけて欲しいのは、お惣菜は意外と塩分量が多いんです。お惣菜にひと工夫することで上手に減塩する方法があります。

 煮魚や煮物は素材に味が染み込んでいるため塩分は高めです。そのため、野菜やきのこを加えて再度煮なおすことで、1回で食べる量が減り減塩につながります。また、煮なおす際に、しょうがなどの薬味や出汁を追加することでさらに減塩につながります。お惣菜をひと手間かけて、美味しく減塩にチャレンジしてみましょう。

管理栄養士 宮島さんの健康コラム
管理栄養士 宮島さんからのメッセージ

■ 病院の管理栄養士の役割病院の管理栄養士は、「食と栄養」の面から患者さんのサポートを行っています。近森病院では、患者さん一人ひとりに担当の管理栄養士がおり、病気や病状、年齢や体力などに合わせて、適正な食事の内容を検討し、提供しています。
また、入院中に美味しい食事を食べていただけるよう、患者さんの声に耳を傾け、食事の量や硬さ、大きさなどは、担当の管理栄養士が個別で対応をしています。食事が取りづらい患者さんや食欲がない患者さんへは、食べやすい食事の提案や調整を行っています。
入院中も食事をしっかり召し上がっていただき、少しでも早く回復が出来るようサポートしています。