第23回 オクラの美味しく上手な保存方法(2023年6月号)

オクラは日持ちがしない野菜の一つで、冷蔵庫で保存すると4~5日程度しか持たず、気がついたら冷蔵庫の中で乾燥してしなびていることがあります。オクラの上手な保存方法をご紹介します。

準備としてまず、まな板の上にオクラを置いて、塩をひとつまみまぶし、手のひらでごろごろ転がします(板ずり)。産毛が取れるので流水で洗います。水気を拭き取り、ガクを切り落としておきます。

生のまま冷凍保存する場合は、そのまま冷凍用保存袋に入れて保存します。下ゆでしてから冷凍保存する場合は、電子レンジ(600W)で40秒ほど加熱し粗熱をとってから保存します。冷凍庫では1ヶ月程度の保存が可能です。冷凍したオクラは電子レンジで解凍すれば、すぐに調理できます。オクラは、調理方法が多く便利な野菜ですので、上手に保存し美味しく召し上がりましょう。

管理栄養士 宮島さんの健康コラム
管理栄養士 宮島さんからのメッセージ

■ 病院の管理栄養士の役割病院の管理栄養士は、「食と栄養」の面から患者さんのサポートを行っています。近森病院では、患者さん一人ひとりに担当の管理栄養士がおり、病気や病状、年齢や体力などに合わせて、適正な食事の内容を検討し、提供しています。
また、入院中に美味しい食事を食べていただけるよう、患者さんの声に耳を傾け、食事の量や硬さ、大きさなどは、担当の管理栄養士が個別で対応をしています。食事が取りづらい患者さんや食欲がない患者さんへは、食べやすい食事の提案や調整を行っています。
入院中も食事をしっかり召し上がっていただき、少しでも早く回復が出来るようサポートしています。