第9回 ブロッコリーは、たんぱく源?(2022年2月号)

最近では、1年を通して食べることができるブロッコリーですが、旬の時期は冬から初春で甘味が増します。ブロッコリーは他の野菜に比べ、ビタミンやミネラルを多く含みます。鉄や葉酸、ビタミンCなどが多く、特にビタミンCはほうれん草の2倍程度です。さらに、「たんぱく質」が多い野菜の一つです。たんぱく質は筋肉を構成する栄養素で身体の作るために重要です。肉や魚、乳製品などの動物性の食品や大豆製品に多く含まれます。ブロッコリーはエネルギーを抑えながら、たんぱく質を補給できるので、ダイエット、筋トレを励む方におすすめです。

管理栄養士 宮島さんの健康コラム
管理栄養士 宮島さんからのメッセージ

■ 病院の管理栄養士の役割病院の管理栄養士は、「食と栄養」の面から患者さんのサポートを行っています。近森病院では、患者さん一人ひとりに担当の管理栄養士がおり、病気や病状、年齢や体力などに合わせて、適正な食事の内容を検討し、提供しています。
また、入院中に美味しい食事を食べていただけるよう、患者さんの声に耳を傾け、食事の量や硬さ、大きさなどは、担当の管理栄養士が個別で対応をしています。食事が取りづらい患者さんや食欲がない患者さんへは、食べやすい食事の提案や調整を行っています。
入院中も食事をしっかり召し上がっていただき、少しでも早く回復が出来るようサポートしています。