第8回 旬の野菜で美味しく健康に(2022年1月号)

ほうれん草の旬は秋~冬の寒い時期で、旬になると柔らかくなりおいしさが増すとされています。ほうれん草には他の野菜に比べ、ビタミンやミネラルなどが多く含まれています。特に「鉄分」は、ほうれん草100gで3.7mg程度含まれています。成人男性では、1日7.5mg の摂取が推奨されていますので、約半分量を、ほうれん草で摂ることができます。旬の時期に収穫された「ビタミンC」は、夏に収穫されたものに比べ約3倍と多いため、旬の野菜を摂ることは健康増進にもつながります。
お浸し、ごま和え、炒め物、サラダと幅広く料理で使うことができます。旬の野菜を食べて美味しく健康になりましょう。

管理栄養士 宮島さんの健康コラム
管理栄養士 宮島さんからのメッセージ

■ 病院の管理栄養士の役割病院の管理栄養士は、「食と栄養」の面から患者さんのサポートを行っています。近森病院では、患者さん一人ひとりに担当の管理栄養士がおり、病気や病状、年齢や体力などに合わせて、適正な食事の内容を検討し、提供しています。
また、入院中に美味しい食事を食べていただけるよう、患者さんの声に耳を傾け、食事の量や硬さ、大きさなどは、担当の管理栄養士が個別で対応をしています。食事が取りづらい患者さんや食欲がない患者さんへは、食べやすい食事の提案や調整を行っています。
入院中も食事をしっかり召し上がっていただき、少しでも早く回復が出来るようサポートしています。