第35回 鮭ってどんな魚?(2024年9月号)

鮭は、最も日本人が消費する魚です(2位マグロ、3位ブリ)。日本で流通している鮭には白鮭(秋鮭)・銀鮭・紅鮭・キングサーモンなどがあります。白鮭(秋鮭)は、獲れる時期によって秋鮭や時鮭などと呼び方が変わります。銀鮭は脂のノリがよく身がやわらかい特徴があります。秋鮭は身が締まっていて味が濃いです。鮭は身が赤く見えますが、赤身魚ではなく、白身の魚の仲間です。エビやカニにも含まれる赤い色素を動物プランクトンから取り入れているからです。

鮭にはビタミンB群やビタミンA、C、D、Eなどが含まれており、さらに鮭の脂はDHAやEPAが含まれています。和食でも洋食でも使われ、調理しやすい魚です。

 

管理栄養士 宮島さんの健康コラム
管理栄養士 宮島さんからのメッセージ

■ 病院の管理栄養士の役割病院の管理栄養士は、「食と栄養」の面から患者さんのサポートを行っています。近森病院では、患者さん一人ひとりに担当の管理栄養士がおり、病気や病状、年齢や体力などに合わせて、適正な食事の内容を検討し、提供しています。
また、入院中に美味しい食事を食べていただけるよう、患者さんの声に耳を傾け、食事の量や硬さ、大きさなどは、担当の管理栄養士が個別で対応をしています。食事が取りづらい患者さんや食欲がない患者さんへは、食べやすい食事の提案や調整を行っています。
入院中も食事をしっかり召し上がっていただき、少しでも早く回復が出来るようサポートしています。