ゴーヤと言ったら沖縄のイメージが強いと思います。昔から沖縄ではゴーヤを食べられていましたが、1993年に沖縄県特産の野菜が県外へも出荷されるようになりました。出荷量は沖縄県が最も多く、その他は宮崎県、鹿児島県、熊本県など九州地方が多い野菜です。

ゴーヤの栄養は、ビタミンCとカリウムが豊富です。特徴的な苦味は〝モモルデシン〟という成分で、食欲を増進させる効果が期待されます。ゴーヤ料理といえば、ゴーヤチャンプルが有名で、「チャンプル」とは沖縄の方言で「ごちゃまぜ」という意味です。料理名で○○チャンプルといえば炒め物を指し、ゴーヤチャンプルは、島豆腐や卵、豚肉を一緒に炒めて食べることが多いです。
管理栄養士 宮島さんからのメッセージ
■ 病院の管理栄養士の役割病院の管理栄養士は、「食と栄養」の面から患者さんのサポートを行っています。近森病院では、患者さん一人ひとりに担当の管理栄養士がおり、病気や病状、年齢や体力などに合わせて、適正な食事の内容を検討し、提供しています。
また、入院中に美味しい食事を食べていただけるよう、患者さんの声に耳を傾け、食事の量や硬さ、大きさなどは、担当の管理栄養士が個別で対応をしています。食事が取りづらい患者さんや食欲がない患者さんへは、食べやすい食事の提案や調整を行っています。
入院中も食事をしっかり召し上がっていただき、少しでも早く回復が出来るようサポートしています。