ズッキーニは「ウリ科カボチャ属」で見た目はきゅうりに似ていますが、カボチャの仲間です。ズッキーニは〝小さいかぼちゃ〟という名が由来で、イタリア料理やフランス料理などによく使われます。ほのかな甘みがあり淡白な味わいで、皮も柔らかく皮ごと食べることができます。
カリウムが豊富で、低カロリー。体内でビタミンAに変換されるβカロテンやビタミンC、ビタミンB群を多く含みます。選ぶポイントは、太すぎず、均一にふくらみがあり、表面に傷がなく、皮が柔らかくてツヤがあるものがおすすめです。調理方法としては、炒める(焼く)、揚げる、煮込むが代表的ですが、味噌汁に入れる、薄切りしてサラダにするなどもおすすめです。

管理栄養士 宮島さんからのメッセージ
■ 病院の管理栄養士の役割病院の管理栄養士は、「食と栄養」の面から患者さんのサポートを行っています。近森病院では、患者さん一人ひとりに担当の管理栄養士がおり、病気や病状、年齢や体力などに合わせて、適正な食事の内容を検討し、提供しています。
また、入院中に美味しい食事を食べていただけるよう、患者さんの声に耳を傾け、食事の量や硬さ、大きさなどは、担当の管理栄養士が個別で対応をしています。食事が取りづらい患者さんや食欲がない患者さんへは、食べやすい食事の提案や調整を行っています。
入院中も食事をしっかり召し上がっていただき、少しでも早く回復が出来るようサポートしています。