第31回 朝食を食べよう! ~ 一日の活力は朝食から ~(2024年4月号)

朝食の欠食率は男性15.0%、女性10.2%であり、男女ともにその割合は20歳代で最も高く、それぞれ男性30.6%、女性23.6%です※。 朝食は一日の活力の源です。朝起きると身体は空腹で、エネルギーの補給が必要な状態です。朝食を取ることで、朝からの勉強や仕事に集中できます。また、朝食を習慣にすることで生活リズムが整い、健やかな成長と心身の健康に役立ちます。

「朝は忙しくて食事をする時間がない」「朝食の準備が面倒だ」という方は、パンやおにぎり、卵料理、納豆、ヨーグルトやチーズなどの乳製品、果物など手軽に準備ができるものから食べ始め、習慣を身につけることがおすすめです。

管理栄養士 宮島さんの健康コラム
管理栄養士 宮島さんからのメッセージ

■ 病院の管理栄養士の役割病院の管理栄養士は、「食と栄養」の面から患者さんのサポートを行っています。近森病院では、患者さん一人ひとりに担当の管理栄養士がおり、病気や病状、年齢や体力などに合わせて、適正な食事の内容を検討し、提供しています。
また、入院中に美味しい食事を食べていただけるよう、患者さんの声に耳を傾け、食事の量や硬さ、大きさなどは、担当の管理栄養士が個別で対応をしています。食事が取りづらい患者さんや食欲がない患者さんへは、食べやすい食事の提案や調整を行っています。
入院中も食事をしっかり召し上がっていただき、少しでも早く回復が出来るようサポートしています。