第28回 やっぱりスゴイ!「ほうれん草」の栄養(2024年1月号)

ほうれん草は、野菜の中で鉄分が最も多く100gあたり2.7mg含まれています。成人男性(30~49歳)の1日の推奨量が7.5mg、女性では6.5mgですので、積極的に取りたい野菜です。また、ビタミンCやカロテン、ビタミンB1、ビタミンB2なども多く、さらに葉酸や食物繊維も豊富です。

ほうれん草は1束180~200g程度です。お浸しや和え物にするとかさが減りますので、一度に食べやすいです。

ほうれん草の保存は、沸騰したお湯に30秒ほどさっと茹でた後に冷水にさらして冷やし、手でしっかり絞って水気を切ります。1食分ずつラップで包んで冷凍用保存袋に入れ冷凍庫で保存すれば1ヶ月程度保存可能です。

 

 

管理栄養士 宮島さんの健康コラム
管理栄養士 宮島さんからのメッセージ

■ 病院の管理栄養士の役割病院の管理栄養士は、「食と栄養」の面から患者さんのサポートを行っています。近森病院では、患者さん一人ひとりに担当の管理栄養士がおり、病気や病状、年齢や体力などに合わせて、適正な食事の内容を検討し、提供しています。
また、入院中に美味しい食事を食べていただけるよう、患者さんの声に耳を傾け、食事の量や硬さ、大きさなどは、担当の管理栄養士が個別で対応をしています。食事が取りづらい患者さんや食欲がない患者さんへは、食べやすい食事の提案や調整を行っています。
入院中も食事をしっかり召し上がっていただき、少しでも早く回復が出来るようサポートしています。