第26回 高知の秋の味覚!「四方竹」を美味しく楽しみましょう(2023年10月号)

■ 四方竹の上手な保存方法

高知の名産である四方竹は、秋の味覚として欠かせません。ただ、大変傷みやすいデリケートなたけのこです。おすすめの保存方法を解説します。下処理をした四方竹を購入した場合、「冷蔵保存」か「冷凍保存」があります。冷蔵保存の場合は、密閉できる容器に四方竹をいれ、水につけて冷蔵庫で保存します。常にアクが出てきますので、水は毎日こまめに変えましょう。1週間ほど持ちます。冷凍保存の場合は、水をしっかり切り、食べやすい大きさに切って密閉できる容器に入れます。塩をまぶして蓋をして冷凍庫で保存します。調理をするときは自然解凍のまま調理することが可能です。塩分が気になる方は調理の前に塩を洗い流して下さい。

■ 四方竹のいろいろな調理方法

四方竹はシャキシャキとした歯応えを楽しむことができ、煮物にも炒め物にも幅広く使えます。他の野菜や豚肉、鶏肉との煮物や炒め物、天ぷらも美味しいです。炊き込みご飯やサラダにも利用できます。四方竹の豚バラ巻きも食感が楽しめます。お味噌汁の具材やちらし寿司の具材にも利用できます。まさに万能な食材です。

 

管理栄養士 宮島さんの健康コラム
管理栄養士 宮島さんからのメッセージ

■ 病院の管理栄養士の役割病院の管理栄養士は、「食と栄養」の面から患者さんのサポートを行っています。近森病院では、患者さん一人ひとりに担当の管理栄養士がおり、病気や病状、年齢や体力などに合わせて、適正な食事の内容を検討し、提供しています。
また、入院中に美味しい食事を食べていただけるよう、患者さんの声に耳を傾け、食事の量や硬さ、大きさなどは、担当の管理栄養士が個別で対応をしています。食事が取りづらい患者さんや食欲がない患者さんへは、食べやすい食事の提案や調整を行っています。
入院中も食事をしっかり召し上がっていただき、少しでも早く回復が出来るようサポートしています。