第22回 新じゃがいもの美味しく上手な保存方法(2023年5月号)

新じゃがいもは、普通のじゃがいもとは違い長期保存ができず、保存状態が悪いと傷んでしまい食べられなくなってしまいます。じゃがいもは、寒さと湿気に弱く冷蔵保存には不向きです。また、発芽を促してしまう直射日光は避けましょう。そのため、保存の基本は「常温」です。

新じゃがいもを保存する場合、よく土をはらいます。土がついていると湿気の原因となります。新聞紙でひとつずつ、あるいは何個かを包んで暗くて風通しのいい場所に保存します。7~15℃の常温、もしくは冷蔵庫の野菜室(5~10℃)がおすすめです。

新じゃがいもは、カリウムやビタミンCなどの栄養素が豊富で季節を感じる食材です。きちんと保存していつまでも美味しい状態を保ちましょう。

管理栄養士 宮島さんの健康コラム
管理栄養士 宮島さんからのメッセージ

■ 病院の管理栄養士の役割病院の管理栄養士は、「食と栄養」の面から患者さんのサポートを行っています。近森病院では、患者さん一人ひとりに担当の管理栄養士がおり、病気や病状、年齢や体力などに合わせて、適正な食事の内容を検討し、提供しています。
また、入院中に美味しい食事を食べていただけるよう、患者さんの声に耳を傾け、食事の量や硬さ、大きさなどは、担当の管理栄養士が個別で対応をしています。食事が取りづらい患者さんや食欲がない患者さんへは、食べやすい食事の提案や調整を行っています。
入院中も食事をしっかり召し上がっていただき、少しでも早く回復が出来るようサポートしています。