第21回 新玉ねぎの上手な保存方法(2023年4月号)

新玉ねぎの季節がやってきました。みずみずしくて肉質が柔らかく、辛味が少なく普通の玉ねぎとは違う楽しみ方ができます。

普通の玉ねぎは収穫後乾燥した後に出荷するため常温での保存が可能です。しかし、新玉ねぎは収穫後すぐに出荷されるため水分が多く常温で保存するとすぐに傷んでしまいます。美味しさを長持ちさせる保存方法としては、

①茶色の皮は剥かない。

②1つずつ新聞紙やペーパータオルで包みポリ袋に入れる。

③冷蔵庫の野菜室で保存。

…です。また、薄切りをして、冷凍用保存袋に入れて冷凍で保存することもできます。一度に使い切る量ずつ小分けにして保存しておけば、調理の際に便利です。

上手な保存方法を知っておけば、旬の味をいつまでも美味しく保つことができます。

管理栄養士 宮島さんの健康コラム
管理栄養士 宮島さんからのメッセージ

■ 病院の管理栄養士の役割病院の管理栄養士は、「食と栄養」の面から患者さんのサポートを行っています。近森病院では、患者さん一人ひとりに担当の管理栄養士がおり、病気や病状、年齢や体力などに合わせて、適正な食事の内容を検討し、提供しています。
また、入院中に美味しい食事を食べていただけるよう、患者さんの声に耳を傾け、食事の量や硬さ、大きさなどは、担当の管理栄養士が個別で対応をしています。食事が取りづらい患者さんや食欲がない患者さんへは、食べやすい食事の提案や調整を行っています。
入院中も食事をしっかり召し上がっていただき、少しでも早く回復が出来るようサポートしています。