第12回 新じゃがいもってなにが違うの?(2022年5月号)

“新じゃがいも”と“普通のじゃがいも”は何が違うのでしょう? 通常のじゃがいもは春から夏にかけて育てられ、秋から冬にかけて収穫されます。一方、新じゃがいもは、冬から育てられ、春から夏にかけて収穫されます。また、通常のじゃがいもは収穫後に貯蔵され、熟成してから出荷されるのに対し、新じゃがいもは収穫後すぐに出荷されます。

そのため、新玉じゃがいもは通常のじゃがいもに比べ、小ぶりでみずみずしく、皮が薄いのが特徴です。皮ごとフライにすることやじゃがバターや揚げ煮など丸ごと料理することがおすすめです。栄養素は、ビタミン類が豊富に含まれており、ビタミンCが多いのが特徴です。

管理栄養士 宮島さんの健康コラム
管理栄養士 宮島さんからのメッセージ

■ 病院の管理栄養士の役割病院の管理栄養士は、「食と栄養」の面から患者さんのサポートを行っています。近森病院では、患者さん一人ひとりに担当の管理栄養士がおり、病気や病状、年齢や体力などに合わせて、適正な食事の内容を検討し、提供しています。
また、入院中に美味しい食事を食べていただけるよう、患者さんの声に耳を傾け、食事の量や硬さ、大きさなどは、担当の管理栄養士が個別で対応をしています。食事が取りづらい患者さんや食欲がない患者さんへは、食べやすい食事の提案や調整を行っています。
入院中も食事をしっかり召し上がっていただき、少しでも早く回復が出来るようサポートしています。