第7回 高知が誇る生姜パワー(2021年11月号)

生姜は、世界各国で食されており、古くから漢方薬や香辛料として使われてきました。我が国の生産量のうちトップは高知県で42%を占めます。2位は熊本県で11%、3位は千葉県で9%程度です。

生姜は漢方薬の約7割に用いられ、吐気、消化促進、免疫力向上、血行改善、発汗、冷え性改善など様々な健康効果が期待されています。生姜に含まれる辛味成分の「ジンゲロール」には殺菌作用や抗酸化作用があり、生姜を加熱・乾燥により生成される「ショウガオール」には血行促進作用や新陳代謝を活発にする効果があるとされています。

寒い季節になり、生姜を使った料理を食べることで身体を温め、健康に過ごしましょう。

管理栄養士 宮島さんの健康コラム
管理栄養士 宮島さんからのメッセージ

■ 病院の管理栄養士の役割病院の管理栄養士は、「食と栄養」の面から患者さんのサポートを行っています。近森病院では、患者さん一人ひとりに担当の管理栄養士がおり、病気や病状、年齢や体力などに合わせて、適正な食事の内容を検討し、提供しています。
また、入院中に美味しい食事を食べていただけるよう、患者さんの声に耳を傾け、食事の量や硬さ、大きさなどは、担当の管理栄養士が個別で対応をしています。食事が取りづらい患者さんや食欲がない患者さんへは、食べやすい食事の提案や調整を行っています。
入院中も食事をしっかり召し上がっていただき、少しでも早く回復が出来るようサポートしています。