第6回 運動の秋  旬の食材を探してみませんか?(2021年10月号)

10月に入り、すっかり秋らしい気候となりました。「味覚の秋」「食欲の秋」というように、秋はおいしい食材が豊富で食べる楽しみが大きい季節です。旬の食材を知り、季節を感じながら、秋の味覚を十分に楽しみましょう。
秋が旬の果物は、「ぶどう」「柿」「梨」などがあります。高知県が産地である新高梨は、10月~11月頃が旬で大きいものは重さが1kg、直径20cmにもなります。魚介類では、「秋刀魚(さんま)」「牡蠣」「鰹」などがあります。秋の鰹は「戻り鰹」と呼ばれ春に黒潮に乗って北上した鰹が秋になると南に戻ってきます。南下していく途中で多くの餌を食べているため、脂が乗り柔らかな味わいが特徴で「トロ鰹」とも呼ばれます。野菜では、「きのこ類」「かぼちゃ」「さつま芋」などがあります。
旬の食材は、味が美味しく栄養価が高いものが多いです。旬を感じ身体も心も健康になりましょう。

管理栄養士 宮島さんの健康コラム
管理栄養士 宮島さんからのメッセージ

■ 病院の管理栄養士の役割病院の管理栄養士は、「食と栄養」の面から患者さんのサポートを行っています。近森病院では、患者さん一人ひとりに担当の管理栄養士がおり、病気や病状、年齢や体力などに合わせて、適正な食事の内容を検討し、提供しています。
また、入院中に美味しい食事を食べていただけるよう、患者さんの声に耳を傾け、食事の量や硬さ、大きさなどは、担当の管理栄養士が個別で対応をしています。食事が取りづらい患者さんや食欲がない患者さんへは、食べやすい食事の提案や調整を行っています。
入院中も食事をしっかり召し上がっていただき、少しでも早く回復が出来るようサポートしています。