




しょくいくスクールのスーパー講師、丸山さんは、全国各地を回って活動をされているそうですが、その土地その土地によって異なる様々な食文化に驚かれるそうです。
例えば、静岡のしょくいくスクールでは、トッピングの具材に「灰色の食べ物」が出てきてビックリしたそうです。コンクリートじゃあるまいし、食べ物が灰色なんて、どーいうこと?!
謎の食べ物の正体は「黒はんぺん」と呼ばれるもので、その土地では当たり前のように食べられているそうです。静岡県は新鮮な海産物が豊富なため、普通は取り除いて食べる「魚の内蔵」まで丸ごと一緒に練り込んで「はんぺん」を作るそうです。灰色の正体は、丸ごと入った魚だったんですね。新鮮な魚が穫れる地域ならではの食べ物ですね。魚の味がしっかりしていて美味しいそうです。

また、仙台では「納豆人気」に驚いたそうです。納豆といえばごはんにかけるもの…と思っていませんか?
仙台ではなんと、つきたての餅の中に納豆を入れて食べるんですって。あんこと納豆を用意して、つきたての餅に好きな方を入れて食べられるというイベントで、会場の子どもさん200人のうち、180人が争う様に納豆を選んだそうです。
私たちが知らない地域の特性があるんですね。
その丸山さんが高知で驚かれたのは「すまき」でした。
すまきと言えば、荒っぽい言葉で「すまきにして川に放り込む」を連想したそうで、まさか食べ物とは思わなかったそうです。高知では定番メニューのすまき。他の地方に無いなんて、言われてみるまで知りませんでした。食育って、いろんな発見があるのですね。

それではいよいよ、チキンラーメンにトッピングをして食べてみましょう。
次回は「チキンラーメンにトッピングをして試食」のレポートです!