デビューほやほや。愛らしい名前がぴったりの面長ミニトマト。
甘くて小さいので子供たちにも人気。すぐに名前も覚えられそう。
 おいししトマトの産地として全国的に有名になった高知県には、いろいろな品種のトマトが豊富にあります。
 そして、ここにまたおいしいニューフェイスが誕生しました。名前を「ななちゃんトマト」といいます。だ円形のミニトマトで、赤みの強い色とコクのある甘みが特徴。昨年冬に出荷が始まったばかりで、生産農家は野市、香我美、夜須、南国にある5軒だけです。長年ほかの農作物を栽培してきた生産者の皆さんも、トマトの作り手としては一年生。「生育に合わせて茎の方向づけをする誘引作業など毎日の手間がかかるけど、できた果実はほんとおいしくなるので作りがいがあります」。
 「トマトが赤くなると医者が青くなる」といわれるくらい栄養素がたっぷりのトマト。カリウム、カロテン、ビタミンC・B群などが含まれます。カロテンとビタミンCはミニトマトのほうがさらに豊富。赤みをつくっているリコペンには活性酸素を消す働きがあり、がんの抑制に効果的です。
(監修:RKC調理師学校)
 
お湯の温度が高すぎ
ると肉がかたくなります。
80度位を保ちながら
ゆでましょう。
トマトと豚しゃぶの
温サラダ
甘辛ドレッシングがつなぐ
おいしい関係。
 
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レ シ ピ
■材料(4人分)
ななちゃんトマト  12個
豚肉(しゃぶしゃぶ用)  250g
玉ねぎ  1/3個
片栗粉  適宜
かいわれ菜  少々
ドレッシング  ・ すり白ごま  大さじ2
   [ A ]   ・ しょう油  大さじ2
          ・ みりん(煮きったもの)  大さじ1
          ・ 酢  大さじ1/2
          ・ 練り辛子  小さじ1
 
■作り方
(1) トマトは皮を湯むきし、へたを除いて、4つのくし形切りにする。
  
(2) 玉ねぎはスライスして、水にさらし、水気を切る。
豚肉は(A)のドレッシングで下味を付けてから片栗粉を振る。
  
(3) 鍋にたっぷりの湯を沸かし、豚肉を1枚ずつ広げながら入れて、火を通す。
  
(4) お皿にトマト、豚肉、玉ねぎをのせ、(A)のドレッシングをかけて、彩りにかいわれ菜を散らして仕上げる。