菌を育てる培地を作ってから出荷するまで、50日ちょっと。その間、温度、湿度、光、風などの微妙な調整によって、栽培環境を変化させながら品質を徹底管理する。
 冬の鍋物にかかせないえのき茸は、全国で人口栽培されていますが、産地による特色があまり目立たない食品です。しかし、最近になって、味や色などこだわりのあるえのき茸が出まわるようになりました。
 横田きのこで栽培している「極み逸品 高知えのき茸」もそのひとつ。その栽培方法は、全国に先駆けて海洋深層水を使ったもので、昨年には特許を取得しています。品質に大きく影響する培地に、適量の海洋深層水を与えることで、甘みがあって歯触りのよいえのき茸を育てることに成功しました。
 きのこ類のなかでもえのき茸は、エネルギー代謝に働くビタミンB1含有率がトップクラス。また、食物センイも多くダイエットに有効です。発がん物質の働きを抑える効果も認められており、健康のためにも季節を問わず献立に加えたいヘルシー食材といえるでしょう。
(監修:RKC調理師学校)
 
えのき茸の風味と
栄養を楽しむために、
火を通しすぎないで!
えのき茸と豆腐の
おろし和え
おいしさシャキシャキ!
健康メニュー
 
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レ シ ピ
■材料(4人分)
えのき茸 2パック(360g)
豆腐(もめん) 2丁
大根おろし 1カップ
水菜・かいわれ菜 適宜
やっこねぎ 適宜
    (A) だ し    1/4カップ
       しょうゆ    大さじ2
       砂 糖    ひとつまみ
 ごま油  大さじ3
 塩  小さじ1/2
 片栗粉  適宜
 炒りごま  適宜
 もみのり  適宜
 
■作り方
(1) えのきたけは石づきを取り、1/3の長さに切る。
  
(2) 豆腐を水切りして1/8に切り、片栗粉をまぶして湯通しする。
  
(3) (A)の材料をボウルに入れて合わせ、大根おろしを加えて混ぜる。。
  
(4) フライパンにごま油を熱し、(1)をさっと炒め、塩をふったら(3)に加えて和える。
  
(5) 器に(2)の豆腐を盛って(4)をかけ、食べやすい大きさに切った水菜、かいわれ菜、やっこねぎと、ごま、もみのりをのせて仕上げる。