「清水さば」と認定されるのは、土佐清水漁業協同組合に水揚げされた質の良いゴマサバだけ。 真夜中に出漁して、翌朝、港に戻ってくる漁船。立縄漁法で一匹一匹釣り上げ、 活き締めにして出荷する。清水さばの鮮度の秘密がここにある。 |
土佐清水沖で捕れる身の締まった質の良いゴマサバを「清水さば」といいます。サバにはゴマサバとヒラサバ(マサバ)があり、ゴマサバの特徴はお腹の部分にあるゴマを散らしたような斑点と厚みのある丸い体つきです。
「サバの生き腐れ」といわれるように、サバは鮮度を保つことが難しい魚です。おいしい刺身が味わえるのは、高知だからこそのぜいたくといえるでしょう。冬のサバは脂がのって、うま味成分も増しています。清水さば独特の食感と甘みをぜひ、お楽しみください。 サバの脂には、血液をサラサラにする働きがあるIPA(イコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)が多く含まれています。ほかにも、ビタミンB群・Dなど体に優れた働きのある栄養成分が豊富で、こうした成分を有効に活用するためには、抗酸化作用のあるβ-カロテンやビタミンE、またカルシウムと組み合わせて摂取することがおすすめです。 |
(監修:RKC調理師学校) |
ソースを焦がさない ように注意しましょう |