“パリパリ、シャキシャキ” おいしい音を響かせて。

  黄色の可愛らしい花と、まるで手のように上に向かって伸びるツル。ハウスのきゅうりの苗はなんだか
  楽しそう。
 「きゅうりの花の香り、嗅いだことあるかえ?」という言葉に促されて顔を近づけると、見た目の可愛らしさからは想像しなかった爽やかな香りに包まれました。きゅうりはとても種類が多い野菜で、世界中で500種類ともいわれる品種が栽培されているそうです。春野町で作られているこのきゅうりは「スーヨー(四葉)」という大きめの品種で、表面の大きなイボと深いシワが特徴です。外見からは驚くほど薄めの皮はパリパリとしていて、中身はみずみずしくシャキシャキとしてます。生で食べると香りのよさがよく分かります。
 栄養面では、90%以上が水分で低エネルギーなため、体を冷やす作用や豊富なカリウムによる利尿効果などが知られています。ビタミンCの分解酵素が含まれており、むくみやのぼせの解消にも効果的です。また、含有成分のピラジンには血液をさらさらにする働きがあります。
(監修:RKC調理師学校)
 
歯ごたえを楽しめる
ようにきゅうりは軽く
炒めます。
きゅうりのカレー
いつものカレーが
ちょっと変身
 
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レ シ ピ
■材料(4人分)
 きゅうり 4本
 たまねぎ(みじん切り) 1個
 トマト(湯むき粗みじん切り) 1個
 にんにく(みじん切り) 1片
 しょうが(みじん切り) 1片
 合い挽き肉 200g
 市販カレールー 50g
 水 1カップ
 塩、こしょう 適宜
 サラダ油 適宜
 バター 適宜
 ごはん 適宜
 
■作り方
(1) きゅうりは乱切りにしておく。
  
(2) 鍋にサラダ油を入れ、にんにく、しょうがを炒める。たまねぎも入れて炒める。
  
(3) さらに、合い挽き肉を加えて炒め、トマト、カレールー、水1カップを加え、塩、こしょうで調味する。
  
(4) きゅうりをバターで軽く炒めてから(3)に加え、ひと混ぜすれば出来上がり。器にごはんを盛り、カレーをかけて仕上げる。