甘みとやわらかさの秘密は、七ツ渕の土にある。 |
「ゆがくにしても、食べるにしても早いほどえい。あわてるけんど、旬のものやきそれが値打ちよね」と七ツ渕たけのこ加工組合の皆さんは言います。 |
「ここの土は、黒でも赤でもない紫がかった色をしちゅう。これで作った畑物はなんでも味がえい」地元の人が“さるも土”と呼ぶ赤みのある土で育った七ツ渕のたけのこは、昔から近辺の人たちの間で、味がよいと評判が高かったそうです。 朝6時に土から堀り出されたたけのこは、皮付きならその日のうちに、ゆでたけのこでも翌日には店頭に並びます。ほのかな甘みとシャキッとした歯ごたえは、旬だからこその味わい。土を割って芽吹く自然のパワーを体にも取り込みましょう。たけのこの旬は5月半ばまでです。 孟宗竹の芽にあたるたけのこは、食物センイが豊富で動脈硬化や大腸がんの予防、便秘の改善などに働きます。タンパク質にも富み、また、カリウムも多く含まれているので、体内の塩分を排出し高血圧の予防に役立ちます。 |
(監修:RKC調理師学校) |
普通のたまねぎを使 うなら、(A)の野菜と 一緒に炒めましょう。 |